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REPORT

公開討論会を終えての感想

公開討論会を終えての感想
(長文です。また、あだちゆうじの個人的見解です)

 

1 公開討論会へ
日本青年会議所様が主催する、京都ホテルオークラでの「公開討論会」というものに、初めて参加させていただきました。
自民党吉井章様、立憲民主党福山哲郎様、日本維新の会楠井祐子様、日本共産党武山彩子様の4名と、私、参政党のあだちゆうじ合計5名が参加しました。
京都府選挙区ではN国党などほかにも4名の候補予定ですが、参加しておられませんでした。
なお、顔合わせの際に感じたのは、皆礼儀正しく真面目な方々という印象が非常に強かったです。以下では、候補者個人の方を問題にしているというより、政党としての見解や考えを問題にしております。

 

2 取り扱った3つのテーマ
さて、今回のテーマは事前に質問状に届いた4つのうち3つで、①経済政策、②ジェンダー政策、③環境政策でした。今回取り上げられなかった残り一つは少子高齢化対策でした。

 

3 他党が言わない外資規制を力説
私は、経済政策については、通貨発行の仕組みを変えた上で、政府が国内投資をしっかり行うことを強調しました。ただ、これは若干分かりにくかったと思います。そして、他党との差別化は何ですかとの質問があったので、私が少し前に作ったこの図のイメージで説明したわけです。(添付)


海外のグローバルな外国資本を誘致したり、外国企業にお金を流していく「外資誘致派」と、国内産業や国民が選んだ政府を尊重する「国民国家派」があり、外資誘致か外資規制かが大きな対立軸である。維新は、民営化・外資誘致策・カジノなど、最も外資誘致を主張している(このとき、隣では、維新の方が、驚かれたのか噴き出しておりました)。他方、参政党は最も国内産業を重視し外資規制を主張している。自民はいろいろいるが最近では外資誘致派が多い。
現に郵政民営化でもゆうちょのお金が、以前は道路や年金に使われていたのに、最近では海外の投資にまわされてしまった。現政権が水道民営化もカジノ誘致も行っている。京都のまちも外国のホテルが立ち並んでいくばかりである。
こうした「外国資本」をどんどん誘致するのか(自民・維新)、規制していくのか(参政党)、これが本当の対立軸である、と説明しました。

 

 

4 女性が自然と活躍できる参政党
ジェンダー政策については、参政党が女性候補が50名中18名(39%)という実績と、党員にも女性特に主婦層が多いことをアピールしました。つまり、ことさらジェンダーなどと言わなくとも、自然と女性が活躍している組織が参政党なのです。
また、男女のそれぞれの固有の役割があることを指摘し、女性活躍のうえでも、女性の意思に沿った支援が必要、たとえば仕事をしたい女性に支援するなら、家で家事や育児を望む女性にも支援が必要ではないか、という問題提起をしました。
夫婦別姓については、同姓と別姓の混在による家族観の不統一や、真のニーズがどの程度あるか、子どもの姓をどうするかという問題があることから、時期尚早の意見を申し上げました。すると、立憲民主党の候補より、「参政党」をわざわざ引き合いに出してご批判をいただきました。

 

 

5 二酸化炭素悪玉論は本当か、冷静に対応しよう
環境政策については、私の発言順序は、他党4候補が話したうえでの最終となりました。ここで他党候補の皆様は、程度の差があれども脱炭素を述べるわけです。私は、環境政策とは何であるかをきちんと定めるべきであり、二酸化炭素をなくすことが真の環境政策かは疑わしいと述べました。なぜなら、武田邦彦先生のご著書にもありますが、植物は二酸化炭素を取り入れて生きているわけで、そして植物を食べる生物は、二酸化炭素を食べている。現に、地球誕生時の二酸化炭素は95%もあったものが今では0.04%になっており、これは生命が二酸化炭素を食べていったという説明もできるのではないか。だから、極端な話、二酸化炭素がなくなると生物は生きてゆけない。
脱炭素化は真に環境によいのではなく、中国など一部の国の戦略にすぎないかもしれない。電気自動車などを進めれば、トヨタがますます国際競争力を失ってしまう。なお、森林保全の意味についても誤解があり、老木を残しておけば、かえって二酸化炭素を吸収しなくなり排出の方が多くなる。木材をきちんと利用して更新していくほうが二酸化炭素の面でも吸収率がよい。
他方、参政党は環境政策をおろそかにしているのではなく、むしろ逆である。たとえば、日本は2000年以上持続可能な社会をつくってきており、そこには木材資源の循環があった。真の環境政策とは、地産地消や農山村の保護がよいのではないか、という趣旨を申し上げました。

 

 

6 20年前に科学的に決着済みが一番危ない
これに対し、立憲民主党の候補から、またも「参政党」を引き合いに出し、温暖化懐疑論は20年前に科学的に決着済みであるというご批判をいただきました。
私は、科学的に決着済みというのが一番危ない。原発が科学的に絶対に安全であるという「安全神話」がつくられたが、時間が経てばそうでないことが分かった。このように、科学の名においての絶対は危険である、と指摘しました。私は、二酸化炭素の温暖化について、両論あるわけですので、日本は、両方の可能性をみながら、冷静・客観的・現実的に対処すべきであると申し上げました。
なお、産経新聞によく投稿しておられるキヤノングローバル戦略研究所研究主幹の杉山大志氏「脱炭素」は嘘だらけというご著書にも、「温暖化懐疑論」が述べられています。過去に決着がついたから未来永劫変わらないというのはありえないわけで、逆に、20年間のうちに新たな発見によって温暖化の「通説」が揺らぐこともあります。

 

 

7 なぜ4党が同じように見えるのか
さてさて、私が、最も痛切に感じたのは、自民・立民・維新・共産、それぞれ一見すると違う政党のように見えましたが、実は、わが参政党を除いては、共通項が非常に多いのではないかと感じたわけです。動画を見た方に聞いても、「4党がみな同じことを言っているように見えた」「参政党だけが他と違うのが分かった」という感想が多かったのです。
その共通項とは
① マスメディアのいう事実や価値観を前提にしており、それを疑おうとしない
(規制緩和=善、ジェンダーフリー=善、二酸化炭素による温暖化=真実)
② 外国資本にお金を流していくことの問題を、どの党も指摘しない。
(共産党でさえ、大企業を批判するが、それは国内企業のことである)
特に、私がもっとも気になったのは、自民党の候補でさえ、夫婦別姓をはっきり反対しない態度です。私の感覚では、周囲に夫婦別姓を真に望んでいる人はほとんど見かけません。マスコミの世論調査の中だけではないかと思うぐらいです。通称使用をしておられる方はいらっしゃいますが、いったい誰が真に別姓を望んでおられるのでしょうか。家族制度を壊したい方?だけではないでしょうか。

 

 

8 戦後マスコミと外国資本の枠に従ってきた4党
とにかく、一晩考えて見えてきたのは、①マスメディアの報道や価値観への迎合、②外国資本への忖度、というこの2つが、4党に共通しているように思うのです。
ここからは推測ですが、戦後社会というのが、アメリカの占領(7年間)と駐留米軍の継続、そして報道機関を利用したアメリカによる検閲(7年間)とその後の心理戦継続(主権回復後も反米報道させないためにアメリカでPSB(対日心理戦委員会)という大統領・国防総省・国務省・CIAが関与した組織が作られています。)という体制で作られてきました。
そうすると、アメリカ(外国)軍の実力と、報道機関の情報操作で成り立ってきたのが、戦後の日本社会だとすると、その枠を破壊しない限りで、既存の政党が成り立っていったのではないかと感じるわけです。
(もちろん、一部の政治家には、これに命懸けで抵抗した立派な方がおられるのは事実です。しかし、政党という枠組み自体は変わっていないと思います。)

 

 

9 マスコミと外国企業におもねらない参政党
本当に、外国企業の利益をはからず、マスコミの情報操作を否定した政党というのは、いまだかつて、存在し得なかったのではないか。
それが、何とも歴史的なことに、参政党がその、最初の政党になろうとしているのではないか、ということです。
だから、コロナ問題でも、あれほど一般の国民の方が、おかしい、と気づきながら、既存政党は、マスコミ(コロナ報道)と外国企業(ワクチンメーカー)におもねているように思うわけです。どの政党として、コロナ報道のおかしさや、ワクチンの安全性の疑問を呈することがなかった(個人の政治家としては少数ですがおられました、ただし、政党としてではありません)。
今回の環境問題でも同じです。さらには、夫婦別姓でもそうかもしれません。このまま、既存政党に任せておけば、①マスメディアの報道に沿う価値観を政治家がコピーし続け、②外国企業の利益をはかり続ける、という事態が続いてしまうのが、ごく自然に思えてくるわけです。
ということは、視聴者の方々の素朴な感想のとおり、4党は実質的にほとんど同じであり、ただ、参政党だけが、私のような政治の素人ですが、情報面を多少なりとも疑ってかかり、「本当かどうか分からないものは分からないままにしておこう」という感覚で物をいう私が、他党4党と圧倒的に違うことになってしまった。
そのように感じるわけです。

 

 

10 戦後初の国民運動で生まれた参政党
参政党が、国政に登場するのは、マスメディアと米軍に牛耳られた既存の体制の中で、真に歴史的転換点になるのではないかという気がします。そして、それは大変な衝撃を与えるでしょう。国民運動がここまで広がるとは、思わなかったことでしょう。まだ、波は小さいように見えます。しかし、もうすぐそこまで、大きな波がきていると思います。
参政党が、戦後日本の政治の歴史を大きく変える予感がします。皆で力を合わせましょう。